「素材の持つ力」展

2008年4月15日〜27日

代官山ヒルサイドフォーラム

東京都渋谷区猿楽町18−8ヒルサイドテラスF棟

生田丹代子(ガラス)、片桐宏典(黒御影石)、ケイト・トムソン(大理石)、東端唯(漆)

四つの個展でもあり、四人のアーティストのコラボレーションでもある。全く異なる素材を扱うアーティストの共鳴する表現の可能性を探る試みだ。 アーティストの作品にとって素材は制作の拠り所である。モノの特性を知り尽くし、自らの表現の生命を吹き込んでいく。
生田丹代子は水のような透明感のあるガラス作品。冷たいガラスの中にも優しさ、温かみを感じさせる。
片桐宏典の作品はまるで地中深く眠っていた石を目覚めさせたよう。火山が噴火する太古の地球のエネルギーを感じさせる。
ケイト・トムソンの作品はどこかケルトの妖精のようであり、力強いヴァイキングでもある。それはあたかも厳しい自然の中で守られながら力強く大地に根付いていたかのようだ。
東端唯の作品は京都の漆伝統工芸の枠にとどまらず、現代の暮らしの中で繊細に、且つ大胆に生き続けている。
異なった素材でありながら、その力は不思議と共鳴しあい、響きあう。 今回の展示では、インテリア空間の中での作品イメージをより具体的に感じられるよう、家具とのコラボレーションも試みる。
「調和と主張」の絶妙なバランスを感じられるに違いない。


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