浮島彫刻スタジオ UKISHIMA SCULPTURE STUDIO

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私の作品について

ケイト・トムソン

私は環境と⼈間、⼈と⼈との新しい関係を提案する、現代的で、叙情的な抽象彫刻を提案します。命の輝き、⽔や⾵の流れ、太陽、⽉、星のリズムやサイクル、それに⼈体のフォルム、⾵景の四季折々の変化などから作品の発想を得ています。そこから遊び⼼のある、⼈⽣の多様性を表現するシンプルでエレガントなフォルムを探しています。

私は⼤理⽯のもつ透明感や美しく柔らかな光が宿るようなフォルムで⽣命観を表現します。⽯は素材としてとても魅⼒的な上、時代を超えた耐久性があり、メンテナンスが少ないため、私はいつも天然⽯、特に⼤理⽯を使います。その印象的な質感と⾊は⼈⼯的環境の中で、作品を効果的に空間に共鳴させ、私たちがいつも求めている⾃然との共存を思い出させてくれます。

私はパブリック・アートが⼈間が建築的スケールに融合するための架け橋として、⼈々が安⼼して空間を探索し、くつろげるように彫刻をデザインしたいと思っています。彫刻は正⾯からだけではなく、いろいろな⾓度から形の変化を楽しめます。私のコンセプトは単なるきっかけにすぎません。私の彫刻が人々が自ら自由な発想と新たな発見をする出発点、新たな夢の始まりとなルことを願っています。

私の作品について

1."Aphrodite"

1.「アフロディーテ」 赤坂、東京ミッドタウン
私は神話を多く作品のテーマとしてきました。その中で、アフロディーテは愛と美と性を司るギリシア神話の⼥神で、オリュンポス⼗⼆神の⼀柱です。美において誇り⾼く、パリスによる三美神の審判で、最⾼の美神として選ばれている。彼⼥は海から⽣まれて、波に運ばれてやってくるのです。⼤理⽯の優しい肌さわり、エレガントな曲線と柔らかな曲⾯を組み合わせて、この美の⼥神を表現したいと思います。

1.Aphrodite

2. "Key Of Affinity"

1.「親和の鍵」、大手町ファイナンシャル
この彫刻のデザインと空間はケルトとアイヌのキーパターンを立体的に表現しています。彫刻の間の空間を人々は自由に動き回って、フォルムと空間認識を楽しむことができます。。このインスタレーションは、ケルト人とアイヌ人が同じ自然現象に触発されて生み出したパターンと同じです。今日まで人類を魅了し続けている、抽象的な形に凝縮された岩、洞窟、波の形の風景をこの彫刻は再現しています。

大理石は美しい半透明性を持っており、木々から差し込む光の模様を捉えて白い大理石に反射し、自然光に含まれる色を強調し、日ごとおよび季節ごとの光の変化を表現します。
歩行者は彫刻と彫刻の間を歩いたり、座ったり、遊んだりできます。車からも彫刻の上で変化する光と動きを垣間見ることができます。 2. Key Of Affinity

3.「リバー・スピリット」、オートランズ・スクエア、グラスゴー
絆を深めるための彫刻

アーティストとしての私の目的は、この世界の探検と再評価であり、繁栄ある世界への想像力を押し広げることです。私の仕事の重要なテーマは環境と社会であり、持続可能な生態学的バランスと社会的調和を求めています。

私は生命の複雑さを包含するシンプルでエレガントな形を探しています。たとえば、貝殻のスパイラルはフィボナッチ・サイクル、黄金比、放物線(地球の重力場内に投げられた物体の弧)、そして ほとんど魔法のような数式、円周率です。

私のオートランズ・スクエアの第一印象は、このプロジェクトがコミュニティの求心力を持つ場をつくる絶好の機会であり、このスペースをより街の広場らしいものにしたいと思いました。

質の高いの芸術に接することは社会が幸福になるための基本です。 アーティストの役割は「遊ぶこと」、これは自己満足的なことではなく、私たちがいるこの世界を人々が新たな視点で見直す重要な方法です。

基本的に芸術とはコミュニケーションです。そしてその言語は誰にでもわかるものでなければなりません。使い慣れない言葉に戸惑って、自信が無くて会話に加わらない人もいます。そこで私は展覧会、ミーティング、ワークショップなどを通じてコミュニティと交流し、芸術の文法と語彙をわかりやすく説明しながら彼らが自分のアイディアを発表しやすい環境になったところでデザインプロセスに参加してもらいました。

彼らは頻繁に参加し惜しみなくアイディアを出してくれました。クライド川やリッチモンド公園で遊んだ思い出、水辺の白鳥、また。テキスタイルや造船などの、過去の地域産業など。ほとんどの住民は住宅開発に非常に満足していましたが、この地域に戻った何人かは、街が新しくなる前にオートランズに存在していた強い共同体意識を懐かしく思い、多くの新しい住民もコミュニティセンターや、人々が出会い、コミュニティの感覚を刺激することができるお店などがまだないことを心配していました。

オープニング・イベントでは、地元のボランティアグループ(芸術、趣味、地域開発など)の出店が賑やかに立ち並び、2つの合唱団のパフォーマンどがあり、「リバー・スピリット」の広場スペースが将来どのように使えるのかを示すことができました。

プロジェクトに参加してくれたすべての人に、新しいビジョンへの貴重な貢献に心から感謝しています。オートランズに本当の居場所とコミュニティの感覚を与える独特のアイデンティティを備えた、オリジナルで触覚的、アクセスしやすいアートを生み出すことができました。

この彫刻が作り出す魅力的な空間に人々を招待し、そこで対話が生まれます。 空間を美的に向上させるだけでなく、社会的かつ実用的なインフラストラクチャの一部となり、人々が出会い、座って、一緒に遊ぶことができるようにデザインされています。 ワークショップやミーティングで出された多くのアイデアが、最終的には様々な年齢と文化的背景を持つ人と共有され、本質的に象徴的な面を備える彫刻として実現されました。

作品コンセプト – コミュニティをつなぐキーパターン
テーマ 水のサイクルと持続可能な自然のバランス、クライド川の自然美の賛歌
素材 - スコットランド産や世界各地からの高品質な御影石ー何千年もの耐久性があり、メンテナンスの安易さ。周囲の建築との融合性を考慮し、地域の文化的多様性とも対応した魅力的なデザイン。

River Spirit
目指すもの

Main goals were to create