浮島彫刻スタジオ UKISHIMA SCULPTURE STUDIO

浮島彫刻スタジオについて

浮島彫刻スタジオは、1991年に片桐宏典とケイト・トムソンによって自然豊かな東北岩手に設立されました。緑に囲まれた20,000㎡の広大な敷地にアトリエが点在します。デスクトップサイズの作品から、30tを超える大型モニュメントまで自由自在に制作できる余裕を持った環境です。思い描いた作品を自由自在に生み出せるように、扱う素材も石だけに限らず、金属、陶芸作品も制作可能なスタジオです。2006年からスコットランドのエディンバラにも拠点を広げ、2012年エディンバラにUkishima Sculpture Studio Co.Ltdを設立して海外での展覧会はもとより、数々のパブリックコミッションを国内外で実現してきました。また、浮島彫刻スタジオは「アートは美術館」という固定概念に拘らず、様々なジャンルの専門家やアーティスト、デザイナーとのコラボレーションを積極的に企画運営して時代を超えたアートと社会の新しい形の提案を目指しています。

Sculptors

ケイト・トムソン

彫刻家

 ケイト・トムソンはイギリス、セント・アルバンズ生まれ。テレビ・ディレクターの父とインテリア・デザイナーの母のもと、スコットランドのエディンバラで育ちました。幼い頃から粘土遊びが大好きで、幼い頃よく訪れた、祖母の住むガンジー島の海に囲まれた大自然の中で、家族とともに毎年過ごした夏、兄妹やいとこたちと思う存分遊んだ思い出が印象的だったと言います。

 大学の芸術コースに進学し、本格的に芸術家の道に進みます。在学中は彫刻だけでなく、友人とグループを結成してダンスや舞台パフォーマンスも行っています。エディンバラ国際フェスティバルにも出演しました。卒業後はグラスゴーのゴーブルズでコミュティアーティストとして、三年間、地域の人々にアートの楽しみを教える傍ら、自分の作品制作を行いました。

1988年にスコティッシュ・スカルプチャー・ワークショップで石彫シンポジウムにアシスタントとして参加したのがきっかけで石彫を始めます。そこで片桐宏典と出会い1991年に岩手県岩手町浮島にスタジオ設立。そこを中心に日本国内はもとより、アメリカ、イギリス、ヨーロッパ各地で公共空間に作品制作、現在、岩手町だけではなくエディンバラにもアトリエを構え両国間で活動しています。

 岩手県美術選奨受賞(2000)、「現代日本彫刻展」マケット入選、宇部(山口2003)、代表的なパブリックアート作品として「駐日英国大使館モニュメント」(東京1998)、「ヘンリー・ダイアー像」東京大学工学部(東京1998)およびストラスクライド大学(グラスゴー1998)、「Keys of Affinity」、大手町ファイナンシャルシティ(東京2012)、「River Spirit」グラスゴー(スコットランド2016)「Aphrodite」東京ミッドタウン(2018)など

片桐宏典

彫刻家

 1958年宮城県気仙沼生まれ。幼少の頃から三陸の海、特に唐桑半島の岩礁と荒波の雄大な自然を肌で感じて育つ。小学校の頃は木版画で造船所を描いたり、紙粘土で動物を作るのが大好きだった。1981年宮城教育大学美術専攻科卒業後、諏訪湖と萩での実験的な彫刻シンポジウムに参加してから、美術館、ギャラリーでの発表という既存のとらわれた作家のあり方に疑問を抱き、開かれた美術のあり方を求めて渡欧。

 リンダブルン国際彫刻シンポジウムの運営をアシスタントディレクターとして手伝いながら、オーストリア中心にヨーロッパ各地で、数多くの国際彫刻シンポジウム運動の実験的協同制作公共芸術プロジェクトに参加する。そのかたわら、主にプロジェクトがない冬期間をスコットランドのスカルプチャーワークショップを拠点に作品制作活動を続ける。              

 1988年英国スコットランド王立アカデミー、ラティマ-賞(最優秀新人賞)受賞。また、浮島にケイト・トムソンと浮島彫刻スタジオを設立し、作品制作にとどまらず、岩手アートフェスティバルUK98(1998)や公会堂アートショウ(2005.2007.2010)などをプロデュースする。            

 2002年度岩手県美術選奨受賞。代表的作品として「コスモス」宮城県仙台第一高校モニュメント、「向白神」(弘前市)、「ウォーター・マーク」(岩手町)、「オベリスク」(富山)、「天啓」(東京ミッドタウン)、「眠る心臓」(GINZA SIX、東京)など。              

Ukishima Sculpture Studio

Kate Thomson and Hironori Katagiri
E-mail: info@ukishima.net
web page: http://www.ukishima.net