階上町道の駅ふるさとにぎわい広場広場彫刻
1994年
タイトル | 「ホワイト・リーフー白き岩礁ー」 |
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デザイン及び制作 | 片桐宏典 |
本体寸法 | 50mx50mx2m |
素材 | 岩手産白御影石 |
所在地 | 青森県階上町 |
メモ |
階上町道の駅ふるさとにぎわい広場の噴水を中心とした石の環境空間的作品。海をモチーフにした様々なオブジェ、ベンチが組み合わされている。 北三陸の穏やかな海岸と臥牛山の裾野に広がる丘陵地帯。泉から湧き出る水のリズムは生命の脈打つエネルギーであり、そのまわりの表情豊かな石の数々は、海の岩場/岩礁 (Reef) を象徴しています。 岩礁は、自然の生命を育むのに最適な棲み家で、したがって、大いなる自然の象徴とも言えます。われわれはこの自然の恩恵を享受し、慈しみながら、人間社会の活動を営んでいるのです。 自由なかたちの石のまわりで、想像の翼に身を託し、さまざまな物語にひとときの想いを馳せて下さい。 |
階 上 町
ふ る さ と に ぎ わ い 広 場 彫 刻
WHITE REEF
「 ホ ワ イ ト ・ リ ー フ 」 に つ い て
- 白 き 岩 礁 -
北三陸の穏やかな海岸と丘陵地帯。
夏の陽光輝き波打ち寄せる浜辺。
そのなかで表情豊かな岩場/岩礁は、
自然の生命を育むその棲み家。
泉からこんこんと湧き出る水のリズムは、
生命の脈打つエネルギー。
われわれは、
この自然の恩恵を享受し、
慈しみながら、
人間社会の活動を繰り広げている。
自然と人間の構図が、
空間のなかに織り込まれる。
穏やかな水面の凪の石。
打ち寄せる荒波の石。
ナマコとホヤの先祖のような石。
モモタロウの桃のごとくまっぷたつに割れた石。
象徴的でもあり自由なかたちの
さまざまな石たちのまわりを徘徊し、
そのはざまにしばし佇み、
想像の翼に身を託し、
それぞれの物語に、
ひとときの想いを馳せて下さい。
彫刻家 片桐 宏典
参考データ
題 名 「ホワイト・リーフ」
素 材 白御影石(岩手県姫神山産小桜みかげ)
総重量 140t
制 作 有限会社 浮 島 彫 刻
制作スタッフ 片桐 宏典
ケイト・トムソン(スコットランド)
ジミー・リッチー(スコットランド)
内田 充
高田 玄昭