公共空間へのパフリック・コミッションなどのプロジェクト
これまで国内外で開催した主な展覧会
浮島彫刻スタジオは、コミッションや展覧会だけでなく、スタジオが主体となって積極的にオリジナルなアートイベントをプロデュースしています。地域に根ざしたテーマのもと、あるいは様々な表現スタイルの作家がその魅力を最大限に発揮できるフレームワークを構築して、開催地のコミュニティを巻き込みながら、見慣れた現実に新しい意味を見出すアートを提案します。
片桐宏典は学生時代から横沢英一氏のオルガナイズした諏訪湖(1978年/長野県)への参加をはじめとして、同氏のオルガナイズによる萩(1981年/山口県)、そして、オーストリアのマティアス・ヒッツ主宰のリンダブルンでアシスタント・ディレクターを努めながら、数多くののシンポジウムに参加してきました。1988年、仙台(宮城県)でシンポジウムをオルガナイズする機会に恵まれ、土屋瑞穂氏(当時の宮城教育大学教授)を実行委員長として開催しました。その後、岩手町浮島に移り住んでからも、岩手町で30年近く開催されている岩手町国際彫刻シンポジウムを副実行委員長として終了する2016年まで手伝いました。私は多くのことをシンポジウムから学び、素晴らしい人間たちと出会いました。